こんにちは とよだパンダです
娘が腸重積で入院した話です
前回までの話はこちらからどうぞ
今回は腸重積と診断されてからの
処置編です
胸が張り裂ける
という感覚がわかった気がしました
娘の腸重積には、高圧浣腸という処置を行いました
“高圧”浣腸なんていうと、往年のギャグ漫画のようにロケットみたいな凄い勢いで噴射するようなのを想像してしまいますが(パンダだけ?)
寝転んだ状態でお尻から造影剤を入れて腸を膨らますことで、入り込んでしまった形を元に戻す処置のことでした
暴れるとまずいので、まず点滴から鎮静剤を入れて眠った状態で行います
(地獄のように泣き叫んでいたのが大人しくなったのはこのためでした)
もしも高圧浣腸で整復できなかった場合や、発見から時間が経って腸が壊死している可能性があれば開腹手術になるそうです
はじめに先生から
発症してからそんなに時間が経っていないので
ほぼ高圧浣腸のみで腸の整復ができる見込みです
と説明を受けていたものの
同意書には、腸管穿孔(腸に穴が開くこと。直ちに開腹手術になる)や腹膜炎など、恐ろしい文字が並んでいました
最悪の場合のことが書かれてあるということは頭では理解していたのですが、同意書にサインを求められた時は本当に怖かったです
隣でお父ちゃんがサクッとサインしてましたが(笑)
処置の時間としては
お父ちゃんがお茶を買ってきてくれて
トイレ(大)から帰ってこないうちに済んだので
まぁ本当に短い時間だったみたいなのですが
体感時間がはちゃめちゃに長かった…
看護士さんに抱かれて出てきて、娘を受け取り抱きしめた時に
ものすごくホッとしたのを覚えています
病室へ向かうため看護士さんとエレベーターホールで待っていると
「え!もう出てきたの?!」
と手を拭き拭き走ってやってきたお父ちゃんになんかちょっと腹立つなと感じるくらいにはいつもの調子を取り戻していました(笑)
長くなってきてしまいましたが
次回 入院編 その5
次々回 後日譚 その後
で終わりになります
どうぞ最後までお付き合いくださいませ
続きました!